寒中お見舞い申し上げます。
Life&Workの石川です。
今回は、新規の打ち合わせでうきは市まで行ってきた時の話です。
うきは市の吉井町といえば伝統的建造物郡保存地区に指定されている白壁の町。
以前の事務所に勤めていたころ、この町で新築の住宅を建築するプロジェクトを担当しまして、あれから6年くらい経ったでしょうか。
懐かしいなぁという思いもありつつ、そのころにはなかった、あるいは知らなかった場所を打ち合わせ前にふらふらしてきました。
一箇所目は、平島チョイスのブック&カフェ。
2階建ての結構大きな建物の一部を改装しておしゃれな空間にコンバージョンしていました。
コンバージョンやリノベーションでよくやる操作といえば、
①床 壁 天井の仕上げを変える
②置き家具や照明器具を変える
ここまでなら、DIYでもでできるし、これだけでも結構雰囲気が変わりますね。
③間取りを変える(壁を取ったり付けたり)
④窓を取ったり付けたり
⑤天井板を抜いて天井高をとる
⑥棚や作り付け家具の設置
だいたい見た目の変化として出来ることはこのくらいでしょうか。(設備関係は別として)
この中で、「天井板を抜いて天井高をとる」がなかなかのくせ者だなぁと日頃から思う私です。
天井板を抜く というのは、天井高さを取るという面ではいいのですが、設備関係が現しになるというのは一長一短です。
配線や配管が見えてくるのをかっこいいととるか、見苦しいととるか。
今の感覚としては かっこいい とみられる傾向が強いようですね。
これはあくまで、余計な配線などはまとめられ、見せる設備 として整理されているからなのですが。
とはいえ、天井抜けばそれなりにやった感が出るよねー と、むやみにその手法を使うのはどうかなと思います。
本当にその場所にとって、良いのかどうかはよく吟味しなくては、ひとつ覚えなってしまいます。
今回行ったカフェ。
天井を張った方がいいか、ない方がいいか
どう思います?
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カフェでごはんを食べてから、以前ある場所でお近づきになった、日月窯さんにお邪魔しました。
コケの蒸したいい雰囲気の階段です。
今度来た時はここでおやつを食べたいです。
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午後かは、本題の打ち合わせ場所へ。
純喫茶の改装のお話です。
若者が来るお店にしたいとのご相談だったのですが、今の常連さんとのアットホームな感じ、若い人に向けたメニュー開発のお話などなど、おもしろいお話がたくさん聞けて素敵なオーナーさんのお店だなぁと思いました。
人が集まる場所を作るって、住宅の時とはまた違ったわくわく感があります。
Life&Work(ライフアンドワーク)