月別アーカイブ: 2018年6月

続・DIYで建築士が事務所改装2~今更ですが「竣工写真」~

こんにちは。

Life&Workの石川です。

今更ですが、事務所の竣工写真をアップし忘れていましたので2年経った今あげてみます。

灰色にした廊下と6帖和室の色漆喰は、経年変化でムラの表情が変わってきまっしたが濃さはまだそんなに変わってないように思います。

漆喰の効果(空気の浄化、消臭)については正直良く分かりませんが、漆喰を塗ることの価値は効果があろうとなかろうとあると思っております。

とりあえず問題なく快適に過ごせています。

 

玄関・廊下

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ワークスペース

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フリースペース

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打合せスペース

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Life&Work(ライフアンドワーク)

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Work – 本間でつくる二世帯住宅3~二世帯住宅の難しさと家相との闘い~

こんにちは。

Life&Workの石川です。

前からうちの事務所には出入りのある野良猫がいたのですが、この度2匹に増えました(笑)

手前の黒っぽいのが常連のぽんちゃん。この子は全く人を怖がらないので、元飼い猫かな?と思います。

奥の茶色が新米のちびです。ちびはまだ体が小さいので、1歳くらいかなと思います。とにかくたくさん食べるので、常連も危うしです。

まだちょっとお互い離れて食べてる。

それからもうひとつ。

毎月恒例のヨガ教室の時間に、無料建築相談会を始めることにしました。

 

正直、いつ来てもらっても最初の相談は無料なんですが、予め日時が設定されていると、いってみようかなという気になってもらえればというもくろみです。

設計事務所に無料で相談できるということを知らない方や全く発想にない方もたくさんいらっしゃると思うので、少しでもそういう方の目に留まればと思っています。

 

さてさて本題です。

本間でつくる二世帯住宅、少しづつですが進んでおります。

そう、少しづつ。(前回の投稿は最近アップしましたが、1か月以上前の内容です。)

二世帯住宅あるあるですが、二世帯住宅のお施主さんは親世帯夫婦と子世帯夫婦=Max4人の大人の方がいらっしゃいます。

一般的な一世帯で暮らす住宅でも、ご夫婦の意見が食い違ったりということはよくありますが、その意見が4人に増えるのです!

そして、親と子の世代差。

すんなりと決まるはずは当然ありません。

そんな中、敷地にある元の住宅(親御さんのお住まい)の解体工事が進められることになりました。

 

現在お住まいの住宅を立て直す場合、通常なら仮住まい期間を極力短くするために、設計が終了して新築を立てる間際に解体するのですが、今回は家相の関係で早々と解体です。

家相では、建物を解体してから一定期間土地を扱わず休ませなければいけないとか。

今回は、私たちも今までに経験がないほどの家相縛りがありまして。

プランもだいぶ前回とは変わってきております。

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平面図の中心から線が延びているのが家相のおおまかな検討です。

玄関の飛び出しも大事な家相の一つ。

家相を取り入れるかどうかは人それぞれなのですが、今回の敷地がとても広くて周りの環境が悪くなかったことで取り入れられたことも多いかもしれません。

ある程度都会の土地などでは、敷地の広さや、周りの環境による影響が大きいので、玄関や水回りの方位とか、建物の形がとか、子供部屋の位置は、夫婦の寝室は、などまでいくと計画が成り立たないことも考えられます。

家相では100点だけど、道路から丸見えのリビングとか。隣の家の陰になる子供部屋とか。

そう考えると、家相には周りの環境に対する考え方はないのでしょうかね?(昔の、土地が広々使えた時代の考えなのかもしれませんね)

とは言え、家づくりにわくわくされている奥様を見ていると、家づくりは、義理のご両親との同居をも超える楽しさがあるのかもしれませんね(笑)

 

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Work ₋ 本間でつくる二世帯住宅2~一つ屋根の下に二つの世帯が暮らすということ~

こんにちは。

Life&Workの石川です。

最近、小倉北区のコミルキッチンさんに作品集と掲示物を置かせていただくことになりまして、ふたりでこんなものをつくりました。

真正面から撮ってしまったので、分からないですが、真ん中の家型が飛び出しています。

四角い窓をのぞくと、、、。

コミルさんのおいしいごはんのついでに、ぜひのぞきに行ってみてもらえると嬉しいです。

コミルキッチン http://comil.blog.fc2.com/

 

さてさて、すっかりご無沙汰になっておりました、本間でつくる二世帯住宅のその後です。

前回から何度かお打合せを重ねまして、それぞれの世帯の「ご要望・ご希望」や「現在の持ち物や暮らし方」などを細かくお聞きしました。

今回のご希望を簡単にかき出すと、

・二世帯は玄関のみを共有する。

・二間続きの和室が欲しい。(位置は南と西に面する場所で固定)

・家相を順守すること(家の形は極力 張り・欠けが無いように、鬼門・裏鬼門を考慮)

 

それらの条件から、私たちは3つのプランをご提案しました。

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1つ目のプランはこちら

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二世帯の唯一の共有スペースである玄関を象徴的につくったプランです。

広い玄関土間(↓茶色い部分)が南北を貫いており、その左右にそれぞれの世帯のLDKがつながっています。

各世帯のLDKと、壁と建具で仕切られた玄関土間は、二世帯間の緩衝空間となり、交流したり閉じたり見せたり隠したり、お互いの距離感が保てるような場になっています。

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玄関(↑ 茶色部分の下側)を入ると北側(上側)のフリースペースを介して奥の庭の緑までが望める気持ちの良い空間になればと思っています。

 

2つ目のプランはこちら

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このプランの特徴は、南と北にある大きな軒下空間です。(↓茶色で作られたところ)

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南と北にそれぞれ、家相に引っかからない程度に部屋を張り出させ、それによってできた深い軒下空間を介して各部屋と二つの世帯がつながるようになっています。

こちらのプランも1つ目と同様、それぞれの世帯のLDKが南北に長く配置されていて、双方向からの光や風の抜けを考慮しています。

 

3つ目は、各個室を4つのボリュームにまとめて四方に配し(↓茶色い壁の部分)その間がLDKや玄関などのスペースになっているという計画です。

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各個室はLDKに面しているので、廊下もほとんどありません。

全体の中央部分の天井が高い場所は、ロフト状の子供室となっており、二世帯を間接的につないでいます。実際にそこからは親世帯・子世帯両方が見えて声も届くようになっています。

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二世帯住宅を考える時、やはり一番問題になってくるのが世帯間の距離です。

お互いの生活をどれだけ離すか・近づけるか。その距離感は、案件によってそれぞれ違います。

一方は積極的に関わって暮らしたいけど、もう一方はプライベートをできるだけ守りたいと考えていることも往々にしてあります。

そんな、いっけん矛盾した思いをどうやって解決するか。

どんな距離がこのご家族にいちばん合っているのか。

二つの世帯が一つ屋根の下で暮らすというのがどういうことなのか。それを考えるのが、二世帯住宅ならではの難しいところであり、やりがいだと思います。

今回はそれに加えて、家相という難敵が加わっているのでなかなか一筋縄ではいかない予感です(笑)

 

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