Work-リラクゼーションのためのちいさな小屋2~母体に包まれているような空間~

こんにちは。

Life&work の石川です。

今回は、ひびきのカイロプラクティックさんの敷地内に建てる小さな小屋の2回目です。

前回から何度もお打合せを重ね、少しづつお施主さんの本当にやりたいプログラムが見えてきました。

キーワードは「母体に包まれるような空間」です。

いつも私たちが建築のご相談を受ける時、はっきりとした方針やご要望が決まっている方は少なく、何となくこんな感じにしたい、何となく現状を変えたいというざっくりしたお話が多いです。

その状態から何度もヒアリングを重ねて、具体的な形や問題解決法をご提案していくのも私たちの大きな仕事なのですが、今回は特に、具体的な用途からの模索だったのでプランもだいぶ2転3転してきました。

やっと決まってきた方針としては、

俗世をシャットアウトして、自分自身と向き合うための空間を土を使って柔らかくつくりたい。

というような感じです。まだまだざっくりが。

というわけで、このプロジェクトの決め手になる土壁の相談をしにいつもお世話になっている大前左官さんのところへ行ってきました。

最近、高塔山に作業場を構えてられたそうで、いろんな地域の土や仕上げのパターンがみれるようなショールーム的な場所にしたいのだそうです。

現状はまだまだ荷物置場状態でしたが。

最近使ってよかった土や仕上げ方のサンプルを見せてもらいました。

自然素材の土壁の素材感を味わうには、やはり天然の色がいいですよね。

イメージに合った土を探すのも楽しい作業です。

今回は、住宅ではなく商業的な用途で使う空間になるので、お施主さんも大胆に「壁から屋根まで全部土でできませんか?」とのお話があったのですが、屋根も土でというのはさすがに難しいのでは、、、ということで専門家に相談です。

難しいというのは具体邸には、

・どのように防水するか

土だけでは水が浸透してしますので、防水シートなどで一般的な屋根の防水措置を行った上に土を塗ることができるのか。

・風化してくる、苔や植物が生えてくる

土壁と言っても純粋に土と水だけではぽろぽろと崩れ落ちてしまうので、セメントやのりを混ぜて強度を調整したり、撥水材を塗布して雨による浸食を防いだりするのですが、まともに雨が当たる屋根面は壁とは比べ物にならないくらいの勢いで朽ちていくはずです。

そして、日本のような雨の多い国で梅雨時期なんか迎えた日にはジメジメの土の上に苔のパラダイス、雑草生え放題です。

ちなみに、モロッコの乾燥地帯でみた古い町はこんな感じ

DSC07936.JPG

屋根 土っ

DSC07932.JPG

日本を砂漠にすることは無理なので、プロの技で土に魔法がかけれないかと思て相談してみましたが、やはりプロでも屋根まで土は難しいようです。

となれば、屋根を土で作らなくても いいね!と言ってもらえるものを考えることにエネルギーを注ぐしかありません。

とりあえず今一押しの土のサンプルを作ってくれたので手土産としていただきました。

こういう難しい話をノリノリで聞いてくれる職人さんの知り合いはほんとに助かります。

そして楽しい。

さてさてこれからどうなるのやら。。。

Life&Work(ライフアンドワーク)

http://www.uni-uni.net

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