こんにちは。
Life&Workの石川です。
今回は私たちのやり方で襖を張ってみようと思います。
用意してみたのは、
・襖紙(壁紙)
・のり(木工用ボンド)
・のり混ぜ用容器
・ハケ
・カッター
・ヘラ(壁紙延ばし、切り用)
・マスキングテープ
・ペンチ(引手を取る用)
まずは練習です。
私たちが今までの工事の中で学んだ最も大切なこと。それは、実際の条件の下で予行練習をしなさい!ということです。
今まで何度となく失敗してきた私たちなので、資金的にももういい加減失敗は許されなくなってきました。
現在数千円単位で残り予算と格闘しております。
と、いうことで、新しく糊を買うのをケチり、家にあった木工用ボンドを使うことにしました。
これを水で溶いてハケで延ばして塗れるようにします。
水を入れすぎるとくっつきにくくなるので、ハケでストレスなく塗れるギリギリくらいで。
張ったばかりはこんな感じでシワが出ました。
濃い色の方がシワが目立たないですね。
わざと、ボロボロの面にそのまま張ってみて、どれくらい上に響くかやってみたり
というわけで、実験の結果、
・襖がボロボロで出っ張りがある部分は、取り除いた方がいいが、綺麗なところはなるべく残した方が仕上がりがよい
・はみ出した部分の紙は、糊が乾く前に切り取る
・ある程度のシワは、乾いたらなくなる
ということがわかりまして、いざ実践です。
まずは引手を取ります。
引手の上下には小さな釘が打ってありますが、上の方は取れるように打ってあるものなので、これを狙います。
引手の上を持ち上げたり戻したりして動かし、釘の頭を飛び出させます。
これがなかなかしっかり打たれていると、思うように飛び出してくれませんが、根気よくがんばります。 時には釘の頭にアプローチをかけてみたりして
なんとかペンチで引っ張れるくらい飛び出してきたら、あとは気持ちよく引っこ抜きましょう。
続いて、襖のフチにマスキングテープを張ります。
この効果は後ほど発揮されます。
写真の紫のところが、古い襖紙を剥いだところ。
襖の桟に薄い紙を貼っているだけなので、かなり弱いです。
なので、襖紙の綺麗なところはなるべく残した方がやりやすいということですね。
ちなみに、剥いだとこと剥いでないとこの境は仕上げでは現れませんでしたので大丈夫。
まずは、紙を襖の上に置いて、型を取ります。
壁紙をネットで頼む時に、長さを2mづつで切ってもらっておくと便利です。(長さ指定できました)
真ん中から端に向かって何か平たいもので空気を抜くように延ばしていきます。
全体を伸ばしたら、襖のフチのラインをしっかり押さえていきます。
最初は気持ち大きめに切った方が、切りすぎて失敗 せずにすみます。
この辺、何気に私たちの模型作りなどで培われた経験値が生きてきます。
和室はこんな感じ
仕事場はこんな感じになりました。
この襖の柄、実は竹久夢二の絵をモチーフにしたものなんです。
和とモダンがいい具合で調和した素敵な柄です。
さてもうすっかり出来上がってきました。
次回は、フローリングの塗装の予定です!
Life&Work (ライフアンドワーク)