こんにちは!Life&Workの石川です。
先日、新規の打ち合わせのついでもあって、宮地嶽神社へ厄祓いに行って参りました。
私たち、同い年の女子ユニットということで、当然厄年になるタイミングも一緒なわけです。
行った日がたまたま節分だったので、図らずも 豆まき厄祓い に参加できまして、貴重な経験ができたのでした。
事務所員時代にやった餅まきを思い出しました。
さて、今回お話を伺った方は、
自分の家を持つってどんな方法があるの?
というところからのご相談でした。
新築?
中古?
どこに頼むのがいい?
土地はどうやって探す?
などなど
結婚して、子どもができて、この先ずっと家賃を払い続けるのは勿体無いのでは
という時期にさしかかると、みなさんいろんな選択肢に迫られるようです。
今回のお話の中で、
・予算を出来るだけ抑えたいのだけど、新築と中古はどちらがいいか?
・新築の場合、設計をどこに頼むのがいいか?
というようなご質問がありました。
これに対して、個人的な考えを完結に言いますと。
予算を抑えたいという前提ですが
・間取りを扱わないなら中古。間取りにこだわりたいなら新築。
・部屋数、広さをこだわるならるならハウスメーカー。それ以外の付加価値(デザイン性、独自性など)をこだわるなら設計事務所。
ということになるのではないかなぁと思います。
もちろん、一概には言えないので、一つの考え方として聞いていただきたいのですが。
まず、中古の家を買って予算を抑えたいと思うなら、基本的にはあまり手を加えない(加えなくていい)という気で、そういう物件を購入することが大切だと思います。
改装には、最低限のメンテナンスなど想定外のお金がかかるものです。
間取りを変えたり、窓をつけたりするような手のかかる変更を、初めからあれもこれもという思いで中古物件を購入すると、新築とあまり変わらない金額がかったということになってしまいます。
もし、新築を建てるほどの溢れる理想があるなら、中古でそれを満たそうとするとたくさんの妥協が必須です。
また、設計をどこに頼むかについてですが、
ハウスメーカーは、お施主さんの要望を素直に具現化するのが得意です。
なので、
これだけの部屋数で、これだけの広さが欲しい
というハード面の要望が強い方にはハウスメーカーがオススメだと思います。
一方、設計事務所の多くは、ハード面の要望に加え、お施主さんのライフスタイルなどのソフト面も考慮した答えを出そうとします。
なので、
私は、ちゃんと部屋数があって、十分広ければそれでいいの。変わったことはしないで。
という方が設計事務所に頼むのは不幸な結果になるし、
私の意見ばっかりで、全然おもしろい提案をしてくれない。
という方がハウスメーカーに頼むのもまた然りです。
予算が少なく、それでも広さが欲しいという要望がある時、私たち設計者は、
広く感じる作り方をする。
という選択肢を取ることがあります。
スペースや設備を兼用する。
という提案をしたりもします。
それを魔法と思うかイカサマと思うかは設計者の腕とお施主さんの考え方次第というべきしょうか(笑
ともあれ、自分にあった選択が幸せなマイホームの第一歩だと思います。
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余談ですが、月一ヨガ教室
今年も引き続き開催しております。
Life&Work(ライフアンドワーク)