月別アーカイブ: 2017年2月

work-新築がいい?中古がいい?in福津

こんにちは!Life&Workの石川です。

先日、新規の打ち合わせのついでもあって、宮地嶽神社へ厄祓いに行って参りました。

私たち、同い年の女子ユニットということで、当然厄年になるタイミングも一緒なわけです。

行った日がたまたま節分だったので、図らずも 豆まき厄祓い に参加できまして、貴重な経験ができたのでした。


この大衆へ向けて くじ付き豆 を投げるわけです。

事務所員時代にやった餅まきを思い出しました。

さて、今回お話を伺った方は、

自分の家を持つってどんな方法があるの?

というところからのご相談でした。

新築?

中古?

どこに頼むのがいい?

土地はどうやって探す?

などなど

結婚して、子どもができて、この先ずっと家賃を払い続けるのは勿体無いのでは

という時期にさしかかると、みなさんいろんな選択肢に迫られるようです。

今回のお話の中で、

・予算を出来るだけ抑えたいのだけど、新築と中古はどちらがいいか?

・新築の場合、設計をどこに頼むのがいいか?

というようなご質問がありました。

これに対して、個人的な考えを完結に言いますと。

予算を抑えたいという前提ですが

・間取りを扱わないなら中古。間取りにこだわりたいなら新築。

・部屋数、広さをこだわるならるならハウスメーカー。それ以外の付加価値(デザイン性、独自性など)をこだわるなら設計事務所。

ということになるのではないかなぁと思います。

もちろん、一概には言えないので、一つの考え方として聞いていただきたいのですが。

まず、中古の家を買って予算を抑えたいと思うなら、基本的にはあまり手を加えない(加えなくていい)という気で、そういう物件を購入することが大切だと思います。

改装には、最低限のメンテナンスなど想定外のお金がかかるものです。

間取りを変えたり、窓をつけたりするような手のかかる変更を、初めからあれもこれもという思いで中古物件を購入すると、新築とあまり変わらない金額がかったということになってしまいます。

もし、新築を建てるほどの溢れる理想があるなら、中古でそれを満たそうとするとたくさんの妥協が必須です。

また、設計をどこに頼むかについてですが、

ハウスメーカーは、お施主さんの要望を素直に具現化するのが得意です。

なので、

これだけの部屋数で、これだけの広さが欲しい

というハード面の要望が強い方にはハウスメーカーがオススメだと思います。

一方、設計事務所の多くは、ハード面の要望に加え、お施主さんのライフスタイルなどのソフト面も考慮した答えを出そうとします。

なので、

私は、ちゃんと部屋数があって、十分広ければそれでいいの。変わったことはしないで。

という方が設計事務所に頼むのは不幸な結果になるし、

私の意見ばっかりで、全然おもしろい提案をしてくれない。

という方がハウスメーカーに頼むのもまた然りです。

予算が少なく、それでも広さが欲しいという要望がある時、私たち設計者は、

広く感じる作り方をする。

という選択肢を取ることがあります。

スペースや設備を兼用する。

という提案をしたりもします。

それを魔法と思うかイカサマと思うかは設計者の腕とお施主さんの考え方次第というべきしょうか(笑

ともあれ、自分にあった選択が幸せなマイホームの第一歩だと思います。

余談ですが、月一ヨガ教室

今年も引き続き開催しております。

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Work-店舗改装打ち合わせinうきは

寒中お見舞い申し上げます。

Life&Workの石川です。

今回は、新規の打ち合わせでうきは市まで行ってきた時の話です。

うきは市の吉井町といえば伝統的建造物郡保存地区に指定されている白壁の町。

以前の事務所に勤めていたころ、この町で新築の住宅を建築するプロジェクトを担当しまして、あれから6年くらい経ったでしょうか。

懐かしいなぁという思いもありつつ、そのころにはなかった、あるいは知らなかった場所を打ち合わせ前にふらふらしてきました。

一箇所目は、平島チョイスのブック&カフェ。

2階建ての結構大きな建物の一部を改装しておしゃれな空間にコンバージョンしていました。

コンバージョンやリノベーションでよくやる操作といえば、

①床 壁 天井の仕上げを変える

②置き家具や照明器具を変える

ここまでなら、DIYでもでできるし、これだけでも結構雰囲気が変わりますね。

③間取りを変える(壁を取ったり付けたり)

④窓を取ったり付けたり

⑤天井板を抜いて天井高をとる

⑥棚や作り付け家具の設置

だいたい見た目の変化として出来ることはこのくらいでしょうか。(設備関係は別として)

この中で、「天井板を抜いて天井高をとる」がなかなかのくせ者だなぁと日頃から思う私です。

天井板を抜く というのは、天井高さを取るという面ではいいのですが、設備関係が現しになるというのは一長一短です。

配線や配管が見えてくるのをかっこいいととるか、見苦しいととるか。

今の感覚としては かっこいい とみられる傾向が強いようですね。

これはあくまで、余計な配線などはまとめられ、見せる設備 として整理されているからなのですが。

とはいえ、天井抜けばそれなりにやった感が出るよねー と、むやみにその手法を使うのはどうかなと思います。

本当にその場所にとって、良いのかどうかはよく吟味しなくては、ひとつ覚えなってしまいます。

今回行ったカフェ。

天井を張った方がいいか、ない方がいいか

どう思います?


カフェでごはんを食べてから、以前ある場所でお近づきになった、日月窯さんにお邪魔しました。

コケの蒸したいい雰囲気の階段です。


作品も素敵でしたが、2階のカフェから見える景色もなかなか。

今度来た時はここでおやつを食べたいです。

午後かは、本題の打ち合わせ場所へ。

純喫茶の改装のお話です。

若者が来るお店にしたいとのご相談だったのですが、今の常連さんとのアットホームな感じ、若い人に向けたメニュー開発のお話などなど、おもしろいお話がたくさん聞けて素敵なオーナーさんのお店だなぁと思いました。


ご馳走になったコーヒーとピザも美味しかったぁ。

人が集まる場所を作るって、住宅の時とはまた違ったわくわく感があります。
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